katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

ライジング

劇場版『僕のヒーローアカデミア ヒーローズ:ライジング』観てきました。追記からネタバレ感想。

原作を途中までしか読んでいなかったので今回も楽しめるか不安だったのですが、杞憂に終わりました。めちゃくちゃ面白かったです。というか劇場版一作目を余裕でプルスウルトラしてきた凄い…。後半の怒涛の展開に自然と息が止まった。劇場版一作目を観た人、そしてヒロアカを少しでも知っている人は絶対に観た方がいい映画だなぁ、と思いました。最後の出久の台詞で私はボロ泣きしました。アレはズルいって…(顔覆いながら)

メインは出久と爆豪ですが、雄英科1-A全員が協力して、それぞれの個性を活かして活躍していて嬉しかった。一作目では活躍の場が少なかった子もいたので、全員が持てる力を出し切って強敵に立ち向かう構図はまさに少年漫画!って感じで熱かった。

キーキャラの真幌ちゃんと活真くん姉弟。真幌ちゃんが1-Aを試した迷子探しのあたりは真幌ちゃんの言い分が完璧に言いがかりクレーマーのそれで、接客業をやっている身としては胃が痛くなったし正直なんだこのクソガキって思いました…デクの対応を見習いたい。というかアレよね、真幌ちゃん途中から爆豪に惚れてたよね。数年後、プロヒーローになった爆豪に熱を上げる真幌ちゃん見たい…。ところで真幌ちゃんがヒーロー嫌いな理由がよく解らなかったんですが何…?活真くんは健気で本当に良い子だなぁ。コンセプトは“未来の緑谷出久”でしょうか。ヒーローになりたくて、でも自分には向いてないかも…と諦めかけていた少年に「君はヒーローになれる」とかつて憧れのヒーローに言われた少年が、お世辞でなく心の底から断言してるのがね…!もう泣くよね。こうやって志は受け継がれていくんだなぁ…。あと前作だとオールマイト引退前なので出久たちが「頑張れ」と応援する側でしたが、オールマイトが引退した今、今度は出久が「頑張れ」と希望を託される側になるのがもう…もう……!

というか入場特典の冊子を無事にもらえたんですが、「デクと爆豪の共闘」「デクが爆豪にワン・フォー・オールを譲渡する」展開が最終回の構想の一つだった、ってマジですか堀越先生…そりゃ胸アツだわ。デクが活真少年に対して言った「強い敵を倒して救ける」「救けたいから強い敵を倒す」、そのまま爆豪と出久、二人のヒーローとしての在り方ですよね。その会話を爆豪が盗み聞きする形になったのがまたエモ…。

そしてホークスさん好きなので既刊分まで原作ちゃんと読みます。それにしても迅悠一といい五条悟といい、ジャンプの中村悠一キャラに弱すぎるな私…。