katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

活/撃⑨

陸奥守吉行しんどい。

追記から活撃九話感想。

心機一転、第二部隊が新たに出陣した先は慶応二年の京都。ちょうど寺田屋事件が起こった時期。時間遡行軍の狙いは捕り方達を手引きして龍馬を薩摩藩邸に引き渡さない事。実際に寺田屋事件を経験した陸奥守は率先して龍馬の逃走経路を教える。

迎えた寺田屋事件当日。第二部隊は陸奥守が教えた通り、逃走経路で待ち構えて邪魔する遡行軍を叩く。ここまでは順調だったが、遡行軍の一匹が隙を縫って逃走する龍馬・三吉慎蔵に襲い掛かる。

活撃本丸では元の主と会う事はタブーだと暗黙の了解になっているらしい。過去、何かトラブルがあったのか…。陸奥守は鉢合わせしないように寺田屋近辺の敵を退治していたが、歴史が変えられてしまった事で捕り方に追われる龍馬を目撃してしまう。追いつかれ、殺されかけた龍馬を陸奥守は捕り方らを峰打ちで打ち倒して助け、逃亡に手を貸す。

逃走中、龍馬の傷の手当てをしてやる陸奥守。これじゃあ剣は握れない、と嘆く竜馬。この時負った手の傷は深く、剣どころか銃もまともに扱えなくなっていたのでは、という説を思い出して審神者は…。陸奥守に自らの愛刀『陸奥守吉行』を自慢げに見せる。「土佐じゃちっとは名の知れた名刀~」は陸奥守も自己紹介で言ってた台詞…!「これからは銃の時代」という龍馬の発言を、陸奥守はどういう思いで聞いていたのだろうか…。

兼さん達は材木小屋に現れた捕り方や気絶した三吉の姿から歴史が変えられたと気づき、陸奥守が龍馬を保護したと分析して龍馬が逃げ込むであろう薩摩藩邸に先回りする。そこに現れる遡行軍の刺客。地べたに座り込んだ状態から瞬時に立ち上がり敵を斬り伏せる鶴丸国永マジいけめん。

陸奥守は龍馬を伴って薩摩藩邸への道を追手を躱しながら急ぐ。思わず土佐弁で喋ってしまった陸奥守に嬉しそうにはしゃぐ龍馬。小野Dも高知出身なんですね…収録現場楽しそう。「……逃げるか。このまま、どこか遠くへ」ポツリと呟いたのが恐らく陸奥守の本音で、でも理性がそれを許さないから、陸奥守は龍馬を薩摩藩邸へと誘う。

薩摩藩邸前では遡行軍と兼さん達第二部隊が戦闘中だった。陸奥守は龍馬の盾となり矛となり、守り刀として、かつて果たせなかった『刀として主を護る』を体現する。抜刀した陸奥守が龍馬に刀身を見せながら「良い刀じゃろ?土佐じゃちっとは名の知れた名刀~」って言うの本当に最高…。薩摩藩邸に向かって走る龍馬の行く手を阻む遡行軍。陸奥守は咄嗟に刀を投げてそれを倒す。続けて銃で敵を撃ち抜くが、銃が手から弾き飛ばされてしまう。丸腰になった陸奥守に、龍馬が「これを使え!」と投げてて寄越したのは――この時代の陸奥守吉行。陸奥守は、『龍馬の佩刀陸奥守吉行』で敵を倒す。なんていう胸アツ展開…!

遡行軍を全て撃破し、龍馬は無事薩摩藩邸へ逃れる。別れ際、陸奥守は刀を返しながら龍馬に言う。「役に立たないかもしれないけど(陸奥守吉行を)最期まで傍に置いてやってくれ」と。陸奥守は最後の最後、主を護る事は叶わなかったけれど、傍にいる事はできた。ここら辺の陸奥の心情を思うと切なくなってくる。そして暗い目の堀川どうしたの…不穏な気配を察知。「主を最後まで見届ける、それって……」何だ!?何が言いたいんだ!?

次回予告。鶴丸陸奥守。センチメンタルな陸奥を茶化す鶴。「俺にはそこまで一途に思える主はいなかったからなあ」鶴…;;
次回、『忠義の向かう先』。誰の、誰に対しての忠義がどこへ向かうのか…。活撃も残り話数少なくなってきて寂しい。