katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

期間限定馴れ合い会

宮城県は大崎に行って参りました。中鉢美術館の展示と、三日間限定の特別展示を見るためです。大倶利伽羅、一年ぶりに宮城に凱旋!伊達推し審神者にとってはまさに血沸き肉踊るビッグイベント!本物の刀剣を見るのは今回が三度目なのですが、今回は一度に沢山の刀を観賞する事ができました。時間や客足の都合上、一振りずつじっくり見る余裕はありませんでしたが、それでもしっかり目に、心に焼き付けてきました。

中鉢美術館。五月の出張展示を観覧して以来一度足を運んでみたい!と考えていたところ、今回この機会を逃す手は無いだろう!と一念発起。念願が叶いました。中鉢美術館は奥州刀の研究をされており、奥州刀がメインなのですが、刀剣乱舞に登場する刀工の刀も多く展示されていました。三条宗近、長曽祢興里、十一代目和泉守兼定、加州清光、堀川国広、二代目兼定(之定)、長谷部、陸奥守吉行、同田貫、村正…etc.審神者には堪らないラインナップですね。

スコーレハウスの特別展示まで歩いて移動。大倶利伽羅の他、乱藤四郎、鄙田青江恒次、波游ぎ兼光、弾正左文字、元重の剣、伝大原真守の太刀の七振りが展示されていました。乱は当初展示の予定は無かったのですが、オークション出品騒動を受け急遽本物の公開に踏み切ったのだとか。不謹慎かもしれませんが、本物をこの目で見れて良かった。スタッフさんの「立ち止まらないで!歩きながら鑑賞ください!」の声掛けにパンダが初来日した時の上野動物園の映像が脳裏を過ぎった。注意をちゃんと聞いてる人が少なかったのが残念。乱や大倶利伽羅は初めて実物を目にしましたが、どれもとても綺麗な刀でした。私は刀剣の知識が無いので鑑賞ポイントは解らないのですが、どの刀も昔の刀工が己の技術を全て込めて打った一品ですから、そこに込められた刀工の魂、想い、そして所有者達の想いを感じて圧倒されますね。乱藤四郎の乱れ刃と大倶利伽羅の『二匹目の龍』を見つけられて満足。

思ったより早く目的のものを見る事ができたので、帰りの電車を待つ間、有備館を見学する事に。陸羽東線有備館駅の目の前にあります。中鉢美術館とも近いので、中鉢美術館を見学したらその足で有備館を見学するのも良いのでは。足利学校でも似たような感想を抱いたのですが、昔ながらの和の建築物は良いですね。天気も生憎の雨にも関わらず、しっとりと濡れて逆に趣きが増したように見えました。これが歌仙さんが言う『風流』なんだろうなあ、と納得。

暑くもなく寒くもなく、快適かつスムーズに見る事ができて、心から行けて良かったと思います。関係者の皆様、大崎の皆様、有意義な時間をありがとうございました!中鉢美術館にはまた時間を見つけて、今度はじっくり展示物を見たいです!