活／撃⑦

え、嘘もう七話？折り返し？

追記から活撃七話感想。

冒頭からトラウマを植え付けるような描写やめろ！審神者、夜中に一人で見てるんだぞ！怖いわ！

永禄八年、永禄の変。足利義輝が殺害される。義輝は足利の宝剣『骨喰藤四郎』を手に息絶えた。義輝の血が飛び散った般若の面が禍々しい気配を帯びて動き出す。ホラー。

第一部隊は永禄八年の京に到着。遡行軍相手に源氏兄弟のコンビネーション攻撃！やっぱり弟の名前を言えない髭切兄者。「えーと……髭切？」「髭切は兄者の名だ！」可愛い。じゃれる(？)兄弟に釘を刺す大典太。刀を抜く、かと思いきや首根っこ引っ掴んで力技でグシャア！お前そうやって戦うんかい！第二部隊、特に蜻蛉切さんが命懸けで苦戦した大太刀の一撃を片手で受け止める三日月も腕力なかなかのゴリラなのでは…？それにしても山姥切も三日月も君達機動どうなってるの…。

みな足利に縁ある者ばかりで、個々も手練の様子（最も骨喰にはその記憶が無く、本刃もその事を気にしているが）。「天下五剣に源氏の重宝、足利の宝剣……それに比べて俺は……」卑屈っぷりを発揮する山姥切。可愛い。OPのシルエット、第一部隊の編成が解禁されたからシルエットじゃなくなってるね！「みんな！着いたぞ、京だ！」はしゃぐ膝丸可愛い。ゲームのボイスより若干声高め？

京の都では謎の辻斬りが横行していた。先の変で討ち取られた義輝の亡霊が化けて出た、と言われているが…。山姥切はこの辻斬りに時間遡行軍が関与していると見る。第二部隊は宿取ってたけど第一部隊は野営なんですね。足利義輝という人物について語る髭切と大典太。思い出せない骨喰に、のらりくらりとはぐらかす三日月。やっぱり食えない爺さんだ。

個々、夜の見廻りをしていたところ（個々でも一緒に行動する源氏兄弟流石）、骨喰は謎の遡行軍と出くわす。般若の面を被ったソイツは、普段の遡行軍とは違う禍々しい雰囲気を発していた。そして、なんと自ら新たな遡行軍を召喚させる特殊能力付き。審神者の調べによると、謎の遡行軍は今までのデータに無かったという。

ソイツは骨喰を誘い込むように二条城跡へと呼び込む。大太刀を一人で斃した骨喰が目にしたものは、地面に突き立った無数の刀剣。まるで刀の墓場のような――それらを一斉に遡行軍として目覚めさせる。うじゃうじゃ沢山湧いてて気持ち悪い。数にして百体以上？窮地のところへ駆けつける第一部隊の仲間達。兄弟の息の合ったコンビネーション技は何度見ても惚れ惚れする程かっこいい。雷で元気百倍な大典太、やはりパワーで敵を捩じ伏せる戦い方は圧巻。大典太には雷に纏わる逸話もあるから、って事ね。

刀剣を触媒に遡行軍を生み出す面の敵を元凶と見做し、山姥切、骨喰、三日月は後を追う。面の敵は遡行軍を吸収合併させた怪物まで作り上げてしまう。倒しても吸収、再生してしまう厄介な超再生を三日月が相手取る事に。骨喰は面の敵と対峙、山姥切との連携プレーで見事討ち取る。三日月の方も、普段の飄々とした態度とは打って変わってガチで殺り合っている。つーか本気の三日月めちゃくちゃ強い！一人であっさり斃してしまった。第一部隊の強さの次元が違う…！

骨喰「もしも（面の敵が）時間遡行軍に操られた足利義輝だったら、何故俺をおびき寄せたんだろうな」三日月「お前に止めて欲しかったのかもしれんな」とは言うものの…あの敵の正体は闇堕ちした骨喰自身（薙刀時代）だったのでは？と思った。持っていた刀は薙刀で、足利時代は骨喰はまだ薙刀だった。冒頭の義輝の「骨喰藤四郎～」の台詞を合わせて考えると…。それにでじたろう氏が七話の脚本はニトロ＋の社員が担当した、とツイートしていてますます疑心暗鬼…つまりそういう事なんじゃないの。前々から遡行軍の正体は闇堕ちした刀剣男士では？説は囁かれていたけれど、今回の話でまた考察の余地が生まれてしまったな…。

「我が剣よ(を)…」は骨喰に向けて発せられた言葉？なら面の敵は過去の骨喰ではなさそう。持っている薙刀が過去の骨喰という可能性は高いけれども。そもそもあの面が意思を持って動き出したのは義輝の血を浴びた時から。義輝の妄執・怨念が面に宿ったとか？刀剣男士は『物に込められた人の想い、逸話から生まれる存在』であり、対象が刀だったから刀の付喪神として顕現された。つまり、刀以外でも『物』であればそこに強い想いが宿る可能性はある訳で。あの面もそういう存在だったのかなあ、と一晩寝て考えました。

次回予告。骨喰と山姥切。会話が苦手なコミュ障コンビ。間が持たない。可愛い。とりあえず隊長として褒めておく。可愛い。「写しの俺にこれ以上期待するな」照れ顔いただきましたーはい可愛い。次回、『歴史を守る』第二部隊のターンかな？三日月に思いの丈を吐露した兼さんは自分なりの答えを導き出せたのか…何となくだけど、陸奥が鍵になってきそう。