katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

消えてしまっても構わない

新たな極のシルエット!兜で最初誰だか判らなかったけど、恐らく包丁くんでしょうね。短刀が優先して強化されるなら残ってるのは包丁のみだし、ざっくり調べたところあの特徴的な兜は『一の谷形大釘後立兜』といって徳川家康の兜らしいし、大阪城イベントも控えてるし。いつも通り「イベントでゲットして育てて極にしてね!」のパターンですねこれは。

しかし包丁くん…家康の兜を被るとなると修行先は江戸城な気がしますが(二周年祝画でも江戸城内と思わしき場所で戦ってる彼の姿が印象的でした)、彼の来歴で避けて通れないのは明暦の大火でしょうね。同じ災禍に遭った骨喰、宗三は焼けたのち再刃されていますが、包丁藤四郎は現存しておらず焼失しただろう、と(徳川美術館に現存している庖丁藤四郎は別物)。破壊台詞でも明暦の大火での最期を示唆していますからね…。外見や言動が幼い彼も自身が焼けてこの世から消えてしまった事実に遺恨はあるんだろうと思うと…。もし修行で江戸城に着いても「人妻がいっぱい!天国みたいだね」なんて燥いでたと思ったら三日目の手紙で「火事で全部焼けちゃった」とか言い出しそうな気がして気が気じゃないです。今剣の極で審神者達を絶望に叩き落としたニトロ+ならやりかねん。

ていうか完全に私の偏見に満ちた主観なんですが、焼けた刀剣男士って闇が深そうに見えるんですよね。いち兄とか鯰尾とか骨喰とか不動辺りは特に。宗三さんは焼けた以外にも色々抱えてるし。「過去なんか振り返ってやりませんよ」なんて言う鯰尾は本当に気にしてないなら大阪で「ここをやり直せば」なんて言わないでしょ…いち兄と鯰尾の大阪の陣回想は極で伏線回収あると信じてるから…。あと細かい事は気にしなさそうな大らかな御手杵も、花丸六話のEDの演出の意図に気付いた時はゾッとしました。あんなに明るくて元気が出る曲なのに第二次大戦で御手杵焼失を暗示するなんて…。薬研だって「気にしても仕方ない」とか言って本能寺以降の行方を頑として話そうとしないし。審神者は深読みする癖があるので「こうなんじゃ」「ああなんじゃ」って一人で悶々と考えちゃうんだよ…。

焼刀組の事を妄想考察する時のイメソンはボカロの『焼身証明』という曲なんですが、いつか何らかの形にして公開したいな。