katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

活/撃

追記から活撃一話感想。

もう本当にかっこよかった。この一言に尽きる。
戦闘シーンはどれも鳥肌モノでした。だから審神者、真剣の殺陣に弱いんだって…。兼さんが長髪を靡かせ浅葱の羽織を翻しながら乱暴に敵を狩っていく姿は本当にかっこいい…。ていうかぶっちゃけ殺陣が凄すぎて目で追えなかった。

数で押されてる!やばい!ってところに新たな敵の軍勢か!?いや、あれは仲間だ!審神者だ!っていう王道展開もワクワクしたし、審神者が現地で呼び出した仲間が無数の桜の花びらと共に出現→攻撃→花びらが晴れる→登場!っていう流れめちゃくちゃ興奮した。血が滾る!蜻蛉さんも薬研もむっちゃんもかっこいいよお…。顕現されて早々毒を吐き合うむっちゃんと兼さんなー!でも背中合わせで戦えるんだよ、お互い強いって解ってるから。こういう戦友堪らん好き。

ていうか皆川純子審神者はもっと生意気なショタだと思ってたんですが意外と律儀で丁寧でした。蜻蛉さんに傅かれ薬研に心配される活撃審神者役得。ますます性別が判らなくなった!あとこんのすけ可愛い。
活撃は独自設定多いですね。審神者、こんのすけのキャラ付けや設定をしっかりしてる印象。ちょっと小難しくて理解が追いつかないので割愛しますが、ゲームとの大きな相違点は一箇所に一度に送り込める刀剣男士は二振りまで、審神者が現地に赴けば二振りより多く召喚可能、ってところだろうか。

最初は兼さん堀川の土方組で任務遂行。堀川は刀剣男士として顕現したて、これが初陣。兼さんは国広より歴戦の猛者。普通に考えたら兼さんの方が堀川より後に来そうな気もしますが、本丸ごとの差異はあるでしょうし(そもそも一話の堀川が一振り目とは限らないよねって言われててウッってなった)。
初陣でなかなか兼さんのようにうまく立ち回れず、凹む堀川をぶきっちょに激励する兼さん。兼さんのあの自信満々さは本当に少年漫画の主人公属性だよな~。ていうか活撃堀川のピアス、兼さんからもらったお揃かよ~土方組の絆に萌えた。花丸の安定のヘアピン的な立ち位置になるのかな。
堀川と兼さんの違いは、堀川は割と感情的に行動しようとする癖があるけれど、兼さんは良い事と悪い事の判別ができる、私情を持ち込まない(函館の回想参照)、なのかなと。堀川は火事を食い止めようとしたけど、兼さんはそれが正しい歴史だから静観していた。だけど堀川はあまり納得していないっぽい。花丸が安定の成長譚なら、活撃は堀川の成長譚でしょうか。子供を助けたのは歴史を変えた事にならない?って聞かれて、そん時はオレがあのガキ斬ればいいだろ、って答えた兼さん、冗談じゃなく本当にそういう事しそうだった。兼さん仕事人間みたいだからそういうところあるよな。

今更ながら、兼さんが宿屋のお姉さんの誘いに乗らなかったのは歴史で火事が起こると判っていたからなのか。結果見捨てた形になるけど、それが「歴史を護る事」なんだよな。辛いけど、それが彼らの役目で、検非違使ポエム曰く「未来のために、眼前の人命が失われるのを見捨てる。歴史を守るというのは、そういう事だ。だが心せよ。それを当然とは思ってはならない。その胸の痛みが、眼前の狩人との最大の差であるのだから。」だから、兼さんもやるせなさを噛み締めてギュッと堪えていたんだろうな。「さっさと寝ちまえ」もそういう意味なんだろうな。

OP。兼さんが雨に打たれて立ち尽くしている、剣の残骸が散らばる荒野は函館かな?と思っていたら薬研が燃え盛る屋内に居てああ…と静かに顔を覆った。前の主が死んだ場所ですね。鶴は雪原ではしゃいでるようにしか見えなかったけど、もしや霜月騒動…?
三日月他、数振りの男士のシルエットもチラッと映ってましたね。誰だろう?あとで録画停止してチェックしよう。
そういや今回はEDの公開が無かったな。これ二話以降、適所で流してフラグを立てる演出にするのでは…。ニトロ+だと三話辺りで既に危ないんだろ、知ってる辛い。