katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

青葉の宴

仙台・青葉祭り、絶賛開催中です。真夏並みに暑い中、街中は更に人々の熱気で盛り上がっていることでしょう。特に今年は我らが政宗公生誕450年の節目の年ですからね、地元民は気合入るでしょ!私もテンション上げてます!が、暑いので外に出たくない!記憶にある限り、毎年この時期はピーカンで猛暑日を記録していると思うんですが、政宗様って晴れ男なんですかね。と母親と話していいたら「晴れ男というより派手男じゃない?」と返されました。う、上手い。

仙台の初夏の風物詩、仙台・青葉まつりについてざっくり説明すると、元々は仙台東照宮の祭礼として仙台藩最大の祭りである仙臺祭りが九月に執り行われていました。明治になると政宗公を祀る青葉神社の祭礼に変わり、政宗公の命日に執り行われるように。これが青葉祭りです。その仙臺祭りと青葉祭りが合体したのが今の仙台・青葉まつり
ここで披露されるのがすずめ踊りです。仙台城築城の際、宴席で堺の石工が即興で踊ったものが起源と言われ、「飛び跳ねる姿が雀のようだったから」「伊達家の家紋が竹に雀だったから」すずめ踊りと呼ばれ、石工達の間で踊り継がれてきたもの。現在青葉まつりで披露される一般的なすずめ踊りは一度途絶えかけた際、現代風にアレンジを加えて復活したもので、完全なオリジナルではありませんが、仙台市民のソウルダンスと言っても過言ではありません。

そして伊達関連の話でもう一つ。舞台『暁の独眼竜』のあらすじが公開されて、伊達推し審神者は無事死亡しました…。延享の回想をベースに、元主の話やらを盛大に盛り込んだ『九曜と竹雀のえにし』になるんですかね…うう、楽しみ。とか言いながらチケットはご用意されてません。そもそも金銭・体力・スケジュールの都合で観に行けないんですけどね。円盤化されたら軽率にポチりそうでな。

追記に『九曜と竹雀のえにし』語り。一応ネタバレになるので畳みます。

ゲームでも延享の回想は伊達、細川推し審神者をころしにかかってきてますよね…。他の回想と比べると緊張感がない、内容が史実と関係ない、とか言われてそうだけど、「元主の細川忠興伊達政宗が悪友だった」という事実を踏まえて見ると見方が少し変わるんじゃないかな?

事の発端、喧嘩したのは忠興の刀・歌仙と政宗の刀・大倶利伽羅。それを受けて二人の馴染みの刀剣達(主に小夜と光忠)が仲直りさせようと奮闘するハートフルホームビデオが延享の回想の大まかなあらすじ。
気を揉む小夜ちゃん(細川)のために一肌脱いで協力する光忠(伊達)、っていう図が延享四年のあの時期にピッタリ重なるんですよね。最終的に歌仙と伽羅ちゃんも酒を酌み交わす仲に落ち着く訳ですから、だからこその『縁=えにし』なんですよ。言うなら腐れ縁、ってヤツでしょうか。思春期を銀魂に捧げてきてるからホントこういう関係弱いんだよ~。