katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

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追記から手紙感想(二通め)。

不動が飛ばされたのは尾張。まだ、元の主である信長も蘭丸も生きている頃。ここで光秀を先に討ってしまえば、本能寺で二人が果てる事もなく、未来の不動も日夜漠然とした恐怖に襲われて怯えずに済む。

でも、それはいけない事だと不動は理解している。ここで言う敵がイコール歴史修正主義者ならば、歴史を大きく変えてしまった不動は審神者から裏切り者として討ち取られると知っている。現在の敵である時間遡行軍のみならず、敬愛する主を討った光秀(=過去の敵?)と同じ行動を取る事になる。どちらにしても「敵と同じ」になる。

信長や蘭丸を助けたい、不安をなくしたい気持ちと、それはいけない、謀反を起こせば最も忌み嫌う光秀と同じ行動を取ってしまうと解っている。相反する二つの気持ちが不動の中でせめぎ合っているんだろうと考えると審神者は胸が苦しい。この試練を彼がどう乗り越えるのか、明日の手紙で全てが判明するんでしょうね。正直怖いです。どうか彼が後悔しない道を選んで欲しい。

それにしても不動くんの文面、「内容は丁寧」と注釈入る通り、言葉遣いがめっちゃ丁寧なんですよね。育ちの良さが窺えるなあ。個人的に二人称の「貴方」呼びに滾りました。酔ってる時は「あんた」だったよね?酒が抜けるとこんな感じなんですね…。

あと信長の事は何回も呼んでたけど、不動→蘭丸の呼称は呼び捨てなんですね。不動にとって信長は敬愛してやまない生涯の主人、蘭丸は主従というより共に信長に仕え護らんとする盟友という印象を抱いていたので、呼び捨ては違和感なかったな(当方刀ステ未鑑賞です)。