katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

来派の関係

明石国行が「来派の祖の出で愛染、蛍丸の保護者」と自称しているにも関わらず、公式から蛍丸贔屓だと言われてる理由を考えてみた。


現在実装されてる来派の刀剣は明石、愛染、蛍丸の三振りで、その内明石と愛染は本体が2017年の時点で現存しているが、蛍丸は第二次大戦後のどさくさに紛れて消失してしまったと伝えられている。この中で蛍丸だけ現存していない事実が大きく関わってくるのでは。つまり、刀剣男士としての来派の関係は、蛍丸が第二次大戦で消失した前提で成り立っていると仮定するとしっくりくる気がする。

明石が蛍丸を贔屓するのは蛍丸の本体が現存していなくて、それを知ってるからこそ二度と仲間を失いたくない思いが強く働いて、その言動が傍目からは贔屓してるように見えるのでは。愛染も回想で明石に保護者である事を求めておきながら、蛍丸を放っておくなと言っている。自分より蛍丸を優先するよう自ら言っている。つまり愛染は明石の気持ちを理解してて、かつ自分も同じ気持ちだから明石が蛍丸を優先にしてても仕方ないと諦めてるし、保護者として護る立場に居るんだから今度こそちゃんと護れよ、と尻を叩いているのかも。

蛍丸の刀身と身の丈がアンバランスなのも、今剣の例から考えて、刀剣男士は物に宿る想い――逸話から受肉は可能だけど、蛍丸は本体が行方不明で消失扱いだから霊力が足りなくて刀身に合った肉体を得られなかったから、とか。

そういえば明石国行が実装された直後、面白い意見が出てきたよな…。来派(明石のみとも)は歴史修正主義者側なのでは?という考察。根拠として、明石がドロップする六面の敵部隊の名前『太平洋戦争阻止布石部隊』と、明石の破壊台詞「すまない蛍丸…帰れそうもない」。太平洋戦争は蛍丸が消失した原因だから、阻止する側に与してもおかしくない。破壊台詞も、いくら蛍丸贔屓とはいえ来派の保護者を自称している立場なのに愛染には目もくれず蛍丸だけ気に掛けるのには理由があるのでは?「帰れそうもない」も「変えれそうもない」、つまり蛍丸が消失する歴史を変えられなかった、という蛍丸に対する懺悔なら納得できるんだよなあ…。明石のチョーカーも罪人の入れ墨に似てる、みたいな話も耳にしたし。何を考えているか解らないからこそ闇が深い。