katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

新選組が好きです。史実も、創作も新選組がメインってだけで反応する位には好きです。 何で?と聞かれたら自分でもよくわからないのが正直なところ。銀魂にハマる以前から新選組は好きだったし、沖田総司カッコいいなあ、と漠然と思ってました。そこからどっぷり沼に浸かったのは銀魂の影響だと思うけど。

もちろん近藤土方沖田の超有名なお三方は大好きです。そして、彼らと同じ位斎藤一も好きです。銀魂に終兄さんが出てきた時めっちゃ嬉しかったのを覚えてる…。これはハッキリ原因が判る。母が買ってた岩崎陽子さんの『無頼』という新選組漫画の中で、斎藤一が主人公だったから。単純ですね。『無頼』の斎藤さんは生真面目な苦労性で応援したくなるタイプ。確か胃痛持ちだった様な…。自分の書く文にありがちな、苦悩する主人公像はもしかしたらここからきてるかもしれない…。

思えば斎藤さんって謎が多い人なんですよね。試衛館の面々とは親交があったけど門下生ではなかったし、浪士組として京に上洛した時、斎藤さんも同行したという記録が無い。でもいつの間にか京に来てて、新選組の隊長格になってる(剣の腕は沖田と並び称される程だったらしいからかもですが)。途中伊東甲子太郎御陵衛士に参加したけど、藤堂とは異なり新選組に戻ってる(スパイだったから油小路で殺されずに新選組に何食わぬ顔で戻れた、という説も)。何やかんや生き延びて明治維新を迎えてるし(隊長格で明治維新を迎えたのは永倉、斎藤だけ)、明治政府で警察官もやってましたからね。この人はどんな目的と誇りを掲げてあの激動の時代を駆け抜けたんだろう?と凄く興味をそそられます。

先述の岩崎陽子さんも「新選組漫画を描くなら主人公は斎藤一!」と心に決めていたそうで、やはり謎だらけだからこそ創作意欲を掻き立てられるのかなあ、なんて。 すっかり歴女になった私も、いつか主人公が斎藤一の創作新選組書いてみたいな。趣味全開になりそうだけど。