滾るシチュエーション

主人公が強敵に敗れるシチュエーションに滾ります。

これだけだとあらぬ誤解を生みそうなので補足。敗れながらも仲間の存在や声援を受けて奮起、再び強敵に立ち向かう瞬間。ここが自分の中で一番燃えるポイントと言っても過言ではないです。

少年漫画のバトルものにありがちなシチュエーションですが、単純に「カッコいいな～」と思います。だからか、自分で戦闘描写を書く時もつい主人公をボコボコにしてしまう癖が…。「違うんだ、追い詰められた後の起死回生のカッコいい逆転劇が書きたいんだ！決して苛めて楽しい訳ではないんだ…！」と言い訳しながら書いてます。しかし誰に言い訳してるんだろうね？

恐らく、銀魂や自分にとってのバイブル・北方水滸伝でその様な描写が多かったからでしょうね。両者共「一つの義を愚直に貫く漢の生き様」が描かれているんですよ。男性だけじゃなく、女性キャラクターも譲れない芯の強さを持っていてカッコいいんです。中学生当時読み耽っていた両作品の影響は大きいと思います。

ちなみにこれを同じくオタクである母に語った所、「解る。私もついやっちゃう」と言われました。血は争えないなあ、と実感しました。というオチ。