katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

胸が痛い

がっつり刀剣ネタバレ語りの為、畳みます。
閲覧は自己責任でお願いします。

今剣に極が実装されたので、どんなもんか気になった私は早速ネタバレ見に行きました。

はい、結果。どん底に突き落とされました…orz

実在するか判らない、本物か判らない刀剣はゲームの中にちょいちょい登場していましたが、こうもはっきり公式から「今剣は実在しなかった刀剣だった」と明言されてしまうと、一年ちょい今剣と過ごして来た審神者SAN値がゴリゴリ削られていくよねえ…。いまつるちゃんのアイデンティティがぐらぐらしてるよ〜;;
青森で見つかった「今剣らしき三条宗近の短刀」も、銘は本物?らしいけど、それが果たして「鞍馬山に奉納されて源義経の守り刀となった今剣」かどうか確定された訳ではないし…。ほうき星宗近って可愛い名前だと思うけどな。いっそなんでも鑑定団に出すべき案件では。

でもこれで阿津賀志山回想の「今剣が歴史を変えてはいけない理由」や同じ主に使われた刀であるにも関わらず膝丸との特殊会話が無かった訳の説明がつくのか…。
前者はもし今剣が歴史を変えて義経を守っていたら「義経の今剣は存在していなかった」事が改変された歴史での確定事項となって、審神者付喪神として今剣を呼び起こす事が出来なくなる――つまり、今剣の存在自体が永久に消されてしまうから。
後者に関しては、膝丸は義経が持った経歴がはっきり残されているけど、今剣はそもそも実在していなかったが、人が創作した伝承が具現化した付喪神であるから会話しても事実と伝承の齟齬が生まれるだろうから。

にしても、審神者の「人の想いを具現化させる」設定がこんな所で活きてくるとは思わなんだ。今剣は存在しないけど審神者の能力があるからこそ刀剣男士として顕現された訳で、そうなると他の存在があやふやな刀剣や消失して現存しない刀剣も極実装で第二第三の今剣化待った無しって事か?あな恐ろしや…
そう考えると、当初は消失扱いだった燭台切は早い段階で焼身だけど現存している事が明かされて設定を改められたから、徳川ミュージアムさんマジグッジョブ。

何ていうか、「ニトロプラス貴様ァァァ!!!」って感じなんだけど、「ああ、成程。一筋縄ではいかないのね」って面白いと思ってしまう自分も居る…。
歴史は一筋縄でいかないからこそ面白いんだよなあ。それこそ歴史の見方なんて表裏あって、多面的な訳で。正史として伝わる歴史が100%正しいとは言い切れないもの。所詮勝者側の都合の良い様に書き残したものだから。
今回の今剣極騒動でますます歴史を本格的に勉強したくなってきたぞ…その内「今剣は実在していた」という確固たる証拠が見つかるかもしれないしね。