僕らの魂はここにある

やっとこさ予定が合ったので銀魂ファイナル観てきました。特典は鬼滅カードが煉獄さん、名場面フィルムが劇中の真選組の三人でした。みんなかっこよすぎひん？でも一緒に観た姉と「鬼滅特典誰だった？私無一郎」「煉獄さんだった！」という会話を交わしてあれ？私達は何の映画を観たんだっけ…？となりました。

追記から感想。

ドラゴン〇ール風あらすじ紹介忠実に再現しすぎだろワロタ。曲までかけちゃうんだ…クレジットにちゃんと『CHA-LA HEAD-CHA-LA』書いてあるのは草。※許可は取ってあるそうです。そりゃそうだ。

挿入歌で泣かせにくるの早くない？まさか江戸の仲間たちターミナル突入で道楽心情かかると思わなくて泣いた。万事屋三人がやっと揃ったチャンバラでブレイクダウンかけるのもズルい。タイミングが神。銀さんが万事屋、そして師の元へ駆けつけるところでSPYAIRの主題歌が流れてダメだった…絶対轍も挿入歌に使ってくると信じてた…期待を裏切らないアニ銀ありがとう…。

高杉と銀さんの最期の会話は原作読んでボロ泣きしたシーンなんですが、まさか「酒を酌み交わしたかった」からあんなアレンジしてくるなんて…屋形船と桜…散っていく桜は高杉の命そのもので、その花びらは蝶＝霊魂、そして彼の着物の柄になっていくのがね、もうね…泣いちゃうよね。

ちょっと考えたのですが、朧が松陽を捕縛させたの、もしかして虚のせいだったりします…？確かに朧は松陽先生と弟弟子たちに憧憬嫉妬etc.な愛憎入り混じった複雑な思いを抱いていましたが、朧が授かった松陽の血は同時に虚の血でもあるので、天導衆や高杉が操られたように、朧の中の虚の因子が松陽を排すよう朧を駆り立てたのかなぁ…と考えて一気にしんどくなった。朧の遺骨だけで高杉乗っ取れるような化物なんで、そしたら直に血を授かった朧は…ってなるわかですよ。それでも兄弟子として弟弟子を護った朧はズルいよ…。

藤原啓二さんが大好きで、藤原さん演じる全蔵を最後まで聴けないのが寂しかったんですが、森川さんが藤原さんをリスペクトして違和感のないよう演じてくださったので感謝してもし足りないです。森川さんありがとうございます。そして藤原さん、全蔵の素敵なお声を今までありがとうございました。あなたのお声は忘れません。

最後の最後に広侍苑に載ってた3Zもやるんかいィィィ！空知先生のゴリラ役ってこれ!?ただの本人じゃねえか！しかもクオリティ高けーなオイ！パンフに「ウホ」のためだけにめっちゃ練習して感情表現までできるようになった、って書いてあって流石ぼくらの空知先生だなって感心しちゃったよ。二重人格松陽くんの一人芝居めちゃくちゃ面白かった。やっぱ声つくと凄いな。バナナだけ実写にすんなよ！終わったあとしばらくウホの余韻が耳に残ってた。やっぱり銀魂は最後までこうじゃなくっちゃ。

泣いて笑って、みんなで盛大にバカ騒ぎして、しっちゃかめっちゃかで、最高に銀魂だった。銀魂はまさに私の青春そのもので、終わってしまったことは寂しいけれど、今も魂に刻まれてる。そんな作品です。空知先生、関わった全ての人達にありがとうきびうんこ！銀魂は永久に不潔です！