katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

推しにしんどみを感じる話

推しにしんどみを感じないと気が済まない。オタクになりたての頃、小学高学年~中学生の時分は単純に「キャー、雲雀かっこいい!」「沖田かっこいい!」とミーハー全開で騒いでいたのが、二次創作を始め、妄想を書き連ねているうちにいつの間にか推しに闇を見出さないと気が済まない性分になっていて、大人になるにつれ業の深いオタクになってしまったなぁ…としみじみ。

例えば獅子王なんかは明るくて元気いっぱいで人懐こくて光属性なイメージが圧倒的に強いんですが、推しに闇を求める私が「いや、あれだけじっちゃんのことを慕ってて大好きな子がじっちゃんの悲劇的な最期に何も思うところがない訳なくない!?獅子王で自害した説だってあるんだぜ!?」と主張してくる。燭台切にしても、面倒見の良い世話焼きイケメンで伊達男でキラキラしているんだけども、「アイツ伊達にいた期間より水戸の方が長いのに伊達の話しかしないよね…」「関東大震災で被災した時ってどんな気持ちだったんだろう…そしてその後しばらく焼失扱いされてたこともどう思ってるんだろう」とかって考えちゃってダメですね。

いつの頃からか、漫画にしろ小説にしろ、好きな物語に対して、つい感情移入しながら読んでしまう癖がついてたんですよね。銀魂の将軍暗殺篇の銀さん対高杉の辺りとか、キャラの心情を考えているうちにどんどん自分が鬱になって先を読むのが怖くなって読めなくなったこともありました。昔と比べて物事を多角的に見れるようになった証拠なのかなあ…?と思いつつ、難儀なオタクになってしまったという思いの方が強い。色々考えたことを創作に活かせればいいんですけどねー!

新宿のアサシンはどこをどう見ても闇しかないでしょ。異論は認める。