katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

後悔と決意

極の感想殴り書き、その三。思った事をそのままダラダラ書いてるだけ。

【三通目の手紙感想】

極の修行の中でも時が正史通りに移ろうのは知っていた。知っていたけれども、薬研の口から天正10年の話を聞くと辛いものがある…。この後本能寺の変が起こる。刀剣男士としての薬研藤四郎はそれを予め知っていても、何も手出しは出来ない。運命は変えられない。京へ向かう信長を見送る事しか出来ない。ここら辺の薬研の心境を想像すると色々しんどくなるな…。薬研は信長の事を人並みに慕ってはいたみたいだから。

もしもの話、刀剣『薬研藤四郎』に逸話通りの力がその時備わっていたならば、信長は死なずに済んだのだろうか?薬研が挙げた「もしも」が「歴史を変えられたら」じゃなくて「神懸り的な力があれば」と考えるところがいかにも薬研らしい。善悪の判別をきちんと弁えているし、その問いを「考えても仕方ない」とバッサリ切り捨てるのも薬研っぽい。サッパリしてて男らしい。良くも悪くも、起こった事の結果をしっかり受け止めているんだな。

それでいて、今の、つまり刀剣男士としての自分には何が出来るか?を考えて行動しようとしている。極となった刀剣男士薬研藤四郎は「切れ味は鋭いが主を傷つけない」逸話を反映させて帰ってくるのだろうか。これってつまり帰って来たら「アンタを護るぜ、大将」ってなるんです?何だその乙女ゲーム的展開!大変美味しゅうございます!!!でもそうなると信長を護れなかったのを不動程じゃないけど後悔してるのかもしれない。薬研は前を向いて、不動は後ろを向いている。不動の極ホントどうなんの?

しかし、薬研の手紙では「信長は薬研藤四郎の逸話を信じて常に帯刀しており、本能寺にも持って行った」事は解ったけど結局薬研は本能寺で焼失したのかイマイチ解らないな…。「もし逸話のような力があれば」や「主を傷つけないという薬研を持ち歩いても信長は結局切腹した」っていうのも、素直に読めば当時の薬研藤四郎には逸話のような力は無く、主=信長は薬研で切腹して果てた、って事になるのだろうか。まあ本能寺の変自体、歴史的大事件にも関わらず、判っている事実が極めて少ない案件だからね。フィクションとはいえあたかもこれが通説です、って勝手に決めつけるのは良くないだろうな。

早く薬研と再会したい…凄く頼もしくなってるよ絶対…SUKI。