katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

二日目の便り

極の感想殴り書き

【二通目の手紙感想】

薬研にとって信長は利用するものは利用するし、信仰も持ってる普通の感覚の人。これは普通に納得いった。

前にテレビで見た信長と仏教の話を思い出した。織田信長といえば比叡山延暦寺焼き討ちは有名だし、キリスト教宣教師を積極的に受け入れていた背景もあるから反仏教派だと思われがちだけど、実は仏教信徒だったって話。じゃなきゃ自分の事を仏教用語である『第六天魔王』なんて称したりしないし、今はもう焼け落ちた安土城も仏教信仰の象徴が沢山あったという。比叡山を焼き討ちにしたのも、僧兵が本来の信仰の枠を超えて武力を持ってしまったからやむなく鎮圧したに過ぎない(ちょっとやり過ぎ感は否めないけども見せしめの役割もはたしていたのではないだろうか)。

何より『薬研通吉光』の逸話を信じて帯刀していたのは、信長が人並みに信心を持ち合わせていた事実の顕れだろう、とな。切れ味は鋭いが決して主を傷つけない。改めて薬研という刀とそこに込められた人の想い願いの凄さを思い知らされた…。信長が所持していた時には既に刀剣『薬研藤四郎』を刀剣男士たらしめる力は備わってたのか。だから2016年現在では現存が判明しないが、語り継がれた逸話やそこに込められた人の想いから刀剣男士として顕現させる事が出来た、って事かな?

これ、もしかして最後の手紙では刀剣乱舞の世界観の中での信長と薬研の最期が判明するんだろうか…。薬研通の逸話を信じて常に持ち歩いていたって事は、当然本能寺にも持ってってる訳で。信長は明智に追い詰められて自害したけれども、その自害に薬研は使われたのかとか、使われなかったら使われなかったでどうなのか、とか知るのが怖い…。何にせよ無事に帰りを待つしかない。あと二日。審神者は既に胃が重い。