katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

からくれなゐ

コナン映画観て来ましたー!もーホント胸キュンが止まらない!やっぱりコナンは公式男女が美味しいですモグモグ。

追記から『から紅の恋歌』感想。ネタバレを考慮しブラウザでは反転させています。※2018/4/20追記:金曜ロードショーで地上波放送されたため、反転を解除しました。

とにかく平和~!って感じの映画でした。こんなに服部がメインで和葉ちゃんのために活躍したの迷宮の十字路以来じゃない?紅葉は良いライバルキャラですね。でもラストで幼い頃の結婚の約束は紅葉の勘違いだって判ったし、服部は和葉ちゃん一筋だもんね!何せ初恋の相手だし。気付いたんだけど、新一も服部も初恋の子が幼馴染みで今も恋心を寄せてるってお前らピュア過ぎやしないか?

服部のお嫁さんの座を(勝手に)かけて奮闘する和葉ちゃんがひたすら健気で可愛かった。カプ萌えがあちこち散らばる中、やっぱり最大の平和萌えポイントは崩壊する皐月堂からバイクで脱出する時、服部が和葉ちゃんに向かって「その手離したら殺すで」って言った瞬間でしょうね~!美國島の人魚事件連想されて鳥肌立った。ホント服部平次の破壊力ヤバかった…。この天然タラシめ!

紫式部の『めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな』は友人との話を詠んだ歌なので、恋の歌ではないのでは…?と疑問だったのですが、成程確かに現在の新一と蘭にピッタリな歌ですね。それに対して『瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ』と返す新一なー!お前らもう結婚しろよ。

作中の鍵である和歌に関してもう一つ。犯人が自分に送りつけた紅葉の歌は貞信公の『小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ』だったんですが、この歌はざっくり要約すると、作者の貞信公=藤原忠平宇多上皇のお供として小倉山に紅葉狩りに行った際、上皇が「息子(醍醐天皇)にもこの景色を見せてやりたい」と零したのに対し読んだ歌で、『もしお前(紅葉)に心があるならば、散らずにもう一度の行幸を待ってくれないか』という意味。この歌をチョイスしたのは奥さんのために事件を起こした犯人の最期の決意、覚悟を示していたのかなー、と思いました。実際皐月杯が行われる朝、ホテルの部屋に奥さんの写真の隣に和歌の画像が映ってたし…。今回のテーマが「恋」なので犯行の背景も切なく苦いものになってしまったなぁ…。

相変わらずコナン映画はアクションがぶっ飛び過ぎてて、真顔で「いやいや現実にはありえんだろ」ってツッコみたくなる内容でしたが、最近は映画のアクションはギャグと思うようにしてる。日売テレビから脱出を図るコナンが助走つけるためにスケボーでパラボラアンテナをグルグル回るシーン、妙にシュールで腹筋がヤバかった。
宮川大輔(が担当したキャラ)が爆発に巻き込まれたシーンは脳内で「アカーン!!」って叫び声が再生されて思わず吹き出しそうになってしまった。笑うところじゃないとは思いつつ、宮川と言ったら叫び芸なので、つい…。

あと静華さん元カルタクイーンで剣道有段者で、ってハイスペック過ぎないか?オトンどうやって口説き落としたの…。