katharsis

しがないオタクの萌え語りやソシャゲ、日常などを書きなぐったブログ。ネタバレ+毒あり注意。

言うだけタダ

一時期ニコ動でボカロ曲を片っ端から漁ってた時がありました。丁度カゲプロが流行った辺りですね。懐かしい。

当時、一番好きだったボカロPはくるりんごさんでした。くるりんごさん個人での活動は既に引退されてしまいましたが、今は犬丸芝居小屋というサークルで活動されてる方です。初めて聴いたのが『罰ゲーム』という曲で、衝撃を受けたのを覚えています。感性にグサッと刺さったんでしょうね。以来、歌詞の台詞回し、キラキラした万華鏡の様なメロディなど、彼女が織り成す独特の世界観に魅了され、どんどんのめり込んで気付けば大ファンになってました。

その中でも「ソーサラー一家シリーズ」が特に好きです。元ネタは遊戯王らしいのですが、生憎自分は遊戯王の知識が無いので詳しくはわかりません。さて、ここからが本題。これがね、聴けば聴く程松下村塾にピッタリ当てはまるんですよ。一家の長・ソーサラーを吉田松陽、三人の子供達を銀時、高杉、桂の三人の弟子達に置き換えて、一人妄想して楽しんでます。主なストーリーは、呪いを掛けられて本来の姿を奪われ、自暴自棄になった魔術師が自分の子供らを犠牲に世界を終わらせようとしている、大体こんな感じ。

全てを奪われ絶望の底に叩き落とされたソーサラーの姿が虚に似ているなあ、と思った時に、「これ松下村塾でパロ出来ないかな?」と何気なく考え始めたのがきっかけで妄想が爆発しました。もっと画力を磨いて自己満の手描き動画なんかも描いてみたいなぁ、なんて考えたり。

楽曲の中では、一家は在りし日の幸せを取り戻し、ハッピーエンドで幕を閉じています。 松下村塾は一度吉田松陽の捕縛→弟子による斬首というバッドエンドを迎えてるんですよね…。もう自己満の妄想の中だけでもいいから、松下村塾の面々に救いがあれば、と願わずにはいられないこの頃…